最近新しいあだ名が出来ました・・・・「隔離マスター」。
それもそのはず。先日、今年三回目の隔離を終えて深センに戻りました
コロナだから海外は行けない・・・・
いえいえ隔離すればイイーんです隔離すればイケるんです
という事で今回は隔離マスター岡田が隔離ブログをお届けします。
過去3回のホテル隔離は全て広州
昨年の10月、今年の2月、そして今回8月末から9月にかけて隔離を体験してきました。
隔離ホテルは選べません
そう、それはNBAのドラフト指名を待つ時のような心境。
あ・・・、経験ない?
一般人に分かりやすく言えば、小学校のクラス発表当日に似たドキドキです
行先を告げられぬまま出発する隔離ホテル行きのバス
どこのホテルにピックアップされるのか、着いてからのお楽しみ~
という事で祈るような気持ちで結果を待つのです。
過去2回は共に広州の中心地で、
フードデリバリー、ネット通販のナイスな環境の中、
時に飲茶を堪能し、時に深センよりもハイレベルな広州の日本食を堪能していた俺。
今回も広州中心市かぁーと思いつつ、高徳地図を見つめるとドンドン北上
白雲空港から広州中心地と真逆の方向にドンドン進むじゃないですかぁ
小一時間ほど走って、もはや広州ではない
なんか窓からの景色も山と熱帯の森の世界になってきたし
隔離マスターの俺で、しかも昼だから良いものも、初めての人が夜遅くに
こんなところに連れてこられたら心細くなっちゃいますよ
更に北へと進むバス
そんな中、仲間から希望のメッセージが届く・・・「その辺り温泉旅行地じゃね」
確かにッー高徳地図では「温泉镇」と書いてあるではないか!
やはり俺は隔離マスター、3度目の隔離は温泉リゾートで2週間かぁー
ちょっと会社に報告し辛いがこの際仕方ない・・・と考えてると、
とうとうバスがジャングルを抜けて細い敷地に入っていく。
そしてこの先の道は細い私有地しかない事を知り、高徳地図で周辺のホテルを急いでチェックする俺。
そう、ここには「广州尚堤温泉酒店」と「崴格诗温泉庄园」しかない!!
どちらも口コミは・・・・「非常棒」だそしてこの場合・・・・
後者の方が豪華ホテルだぞ
广州尚堤温泉酒店の前で、防護服を着た受け入れ職員が見える・・
そしてバスが止まる。次の瞬間、俺は次のホテルに狙いを定め・・・・
秘儀・・・存在感隠しの術!!※
(※中国語が分からない顔で、ケータイをいじりながら、誘導員の声が聞こえないふりをする術)
術の効果により、狙い通りバスの後ろ半分にいた5~6名が声をかけられ、バスを降りて行った
(はっは~ん引っかかったな。こういう時は瞬時のリサーチと情報がモノを言うのだ!)
そして子供2名の家族連れを含むバス先方の6,7名が残されたままバスのドアが閉まり、また動き出す。
なるほど、子供連れには大きい部屋が必要だから、豪華ホテルに振り向けられるのだなぁ・・・と。
この時すでに1時間半位経ってたので、さすがに隔離マスターも疲れたぜぇ
Wifiが遅くないかだけちょっと心配だなぁと思っていると、
そのままバスは「崴格诗温泉庄园」の正面玄関を素通り
裏口入場かなぁと思ってるいると、ドンドンバスは違う方向に進んで行きます・・・。
焦る事はない。温泉镇は広いのだこの程度のホテルはいくらでもある。・・・
5分進み、10分進み・・むむ、なんかおかしいな・・・・と思ってると高速道路の入り口に
バスはそのまま高速道路に乗り、完全に来た道を後戻り!!完全に混乱する頭・・・・。
広州白雲空港に向かって、バスは高速を進みます。急に疲れが出ました。
非常棒の所で降りときゃ良かった
更に30分程したでしょうか・・・・バスが止まったのは・・・温泉镇と広州白雲空港の真ん中位にあるホテルでした。
バス移動が長すぎて疲れました最下位チームにドラフト指名された気分です
そしてホスピタリティの受付対応をされ、そのまま邪険な扱いをうけ宿泊ルームに向かいます。
後半へ続く・・・・
---------------------
正面玄関は封鎖されており、脇出口からエレベーターで部屋へ。
すごい塩素臭い廊下を進み、部屋に。
そう、2週間ここから一歩も出ずに過ごすのです
来ましたようやく隔離らしい隔離
フードデリバリー、ネット通販も宅配も、3食ホテル支給の弁当で過ごす隔離です
隔離マスターの血が騒ぎます(が、実際の所テンションは落ちます)。
注意書きがあり、「飯は問答無用で3食出しますとか、外の食べ物はですとか、
ホテル内販売はすぐデリバリーはできず時間がかかります」とか書いてあるのよ。
ホスピタリティ0。
部屋にはティッシュペーパーは置いて無く1箱5元で買うのです
トイレットペーパーは5個置いてますが、追加は1巻5元です(高っ)。
そして気が付く・・・。そう、ここはホテルではない。隔離施設なのだ
サービス精神も、顧客満足も、リピート需要も無い。それが隔離施設
実際に調べてみると、フロントには電話番号がないです。
だって、ホテルじゃないんだもん
これでこそ隔離体験ができるってものよ。隔離マスターの血が騒ぎます
(が、実際の所テンションは落ちます)。
でも良かった点もありました!
空調がクソ強くて、換気能力がすごい。
エアコンで部屋がメッチャ寒くなる(たぶん18℃くらいまで下がるよ)
広州中心地のホテルより部屋が広め。机もデカい。
規則正しい食事で暴飲暴食にならない。果物が毎回出る。
買い食いも出来なくておやつも強制でガマン
そして皆さんが気になる食事!まさに「ザ、隔離メシ」です。
あ~コレ体験記で読んだ~みたいな経験ができちゃいます。
感想
最高に心がこもってない。
届いた時から袋の中でスープがこぼれてる的なお・も・て・な・し。
CR意識が高い。普段食わない部分を全力で集めてる感じ。
漬物(たくあん)がやたら多い。
手羽先~・・・・先っぽばっかりよう集めたなぁ(シェフの根気に感服)
ガチョウは頭・・・・皮と裏側は一応食べれます。
漬物(たくあん)と肉。
漬物(たくあん)とエビ。
おかずの1/3が漬物(たくあん)。
こんなんしょっぱ過ぎてこんなに食えるかー
中国の国内線に乗る方は分かると思いますが、機内食で出てくる小さいパックに入ってるあれです
カリカリしたアレです。
1/3が漬物って食えるかぁーって愚痴をホッパーズ内のゴ〇ポンに送ったら、
「え、これイマイチなんですか?普通にウマそうですけどっ、ウホ」と、
まんざらでもない感じの共感0のレスでした
(・・・キミ、隔離向きだね・・隔離マスターの座は君に譲ろう)
でも、ふと考えてみた。
こんな隔離でも楽しく過ごせてる・・・・そう・・・それは・・・
日々のホッパーズでの食トレのおかげだという事を
超腹パンパンの時に食う食トレ焼肉 < 腹ペコの時に食うマズ隔離メシ
この方程式は常に正解です隔離メシに軍配です。
ありがとうホッパーズ。ありがとうアミ師匠
そして声を大にして言いたい
「隔離メシは心配するな!食トレ焼肉(の後半)よりはうまいぞー!」
「なんで金払ってまで、そんな思いしてたんだ俺ー」と。
そしてある想いが込み上げてくる・・・・・だから俺は言ったんだよ・・
「どちらかと言えば、俺んちバルの”会長セット派”だ」って。
そんなこんなでトラブルもあり、結局14日で深センに戻れず21日間の隔離を終了しました。
トイレットペーパーも追加で買っちゃったぜ
そして今日は、隔離明けの久々の練習で、14人が集まりました。
キャップが言いました・・・
「隔離明けだし、練習後メシ行くぞー岡ちゃん何食いたい?」
頭で考える前に僕の口から反射的に出た言葉は
「鍋っーーー!!!(=食トレ焼肉意外の何か)」。「鍋が食いたいです、鍋が・・・」
おしまい
それもそのはず。先日、今年三回目の隔離を終えて深センに戻りました
コロナだから海外は行けない・・・・
いえいえ隔離すればイイーんです隔離すればイケるんです
という事で今回は隔離マスター岡田が隔離ブログをお届けします。
過去3回のホテル隔離は全て広州
昨年の10月、今年の2月、そして今回8月末から9月にかけて隔離を体験してきました。
隔離ホテルは選べません
そう、それはNBAのドラフト指名を待つ時のような心境。
あ・・・、経験ない?
一般人に分かりやすく言えば、小学校のクラス発表当日に似たドキドキです
行先を告げられぬまま出発する隔離ホテル行きのバス
どこのホテルにピックアップされるのか、着いてからのお楽しみ~
という事で祈るような気持ちで結果を待つのです。
過去2回は共に広州の中心地で、
フードデリバリー、ネット通販のナイスな環境の中、
時に飲茶を堪能し、時に深センよりもハイレベルな広州の日本食を堪能していた俺。
今回も広州中心市かぁーと思いつつ、高徳地図を見つめるとドンドン北上
白雲空港から広州中心地と真逆の方向にドンドン進むじゃないですかぁ
小一時間ほど走って、もはや広州ではない
なんか窓からの景色も山と熱帯の森の世界になってきたし
隔離マスターの俺で、しかも昼だから良いものも、初めての人が夜遅くに
こんなところに連れてこられたら心細くなっちゃいますよ
更に北へと進むバス
そんな中、仲間から希望のメッセージが届く・・・「その辺り温泉旅行地じゃね」
確かにッー高徳地図では「温泉镇」と書いてあるではないか!
やはり俺は隔離マスター、3度目の隔離は温泉リゾートで2週間かぁー
ちょっと会社に報告し辛いがこの際仕方ない・・・と考えてると、
とうとうバスがジャングルを抜けて細い敷地に入っていく。
そしてこの先の道は細い私有地しかない事を知り、高徳地図で周辺のホテルを急いでチェックする俺。
そう、ここには「广州尚堤温泉酒店」と「崴格诗温泉庄园」しかない!!
どちらも口コミは・・・・「非常棒」だそしてこの場合・・・・
後者の方が豪華ホテルだぞ
广州尚堤温泉酒店の前で、防護服を着た受け入れ職員が見える・・
そしてバスが止まる。次の瞬間、俺は次のホテルに狙いを定め・・・・
秘儀・・・存在感隠しの術!!※
(※中国語が分からない顔で、ケータイをいじりながら、誘導員の声が聞こえないふりをする術)
術の効果により、狙い通りバスの後ろ半分にいた5~6名が声をかけられ、バスを降りて行った
(はっは~ん引っかかったな。こういう時は瞬時のリサーチと情報がモノを言うのだ!)
そして子供2名の家族連れを含むバス先方の6,7名が残されたままバスのドアが閉まり、また動き出す。
なるほど、子供連れには大きい部屋が必要だから、豪華ホテルに振り向けられるのだなぁ・・・と。
この時すでに1時間半位経ってたので、さすがに隔離マスターも疲れたぜぇ
Wifiが遅くないかだけちょっと心配だなぁと思っていると、
そのままバスは「崴格诗温泉庄园」の正面玄関を素通り
裏口入場かなぁと思ってるいると、ドンドンバスは違う方向に進んで行きます・・・。
焦る事はない。温泉镇は広いのだこの程度のホテルはいくらでもある。・・・
5分進み、10分進み・・むむ、なんかおかしいな・・・・と思ってると高速道路の入り口に
バスはそのまま高速道路に乗り、完全に来た道を後戻り!!完全に混乱する頭・・・・。
広州白雲空港に向かって、バスは高速を進みます。急に疲れが出ました。
非常棒の所で降りときゃ良かった
更に30分程したでしょうか・・・・バスが止まったのは・・・温泉镇と広州白雲空港の真ん中位にあるホテルでした。
バス移動が長すぎて疲れました最下位チームにドラフト指名された気分です
そしてホスピタリティの受付対応をされ、そのまま邪険な扱いをうけ宿泊ルームに向かいます。
後半へ続く・・・・
---------------------
正面玄関は封鎖されており、脇出口からエレベーターで部屋へ。
すごい塩素臭い廊下を進み、部屋に。
そう、2週間ここから一歩も出ずに過ごすのです
来ましたようやく隔離らしい隔離
フードデリバリー、ネット通販も宅配も、3食ホテル支給の弁当で過ごす隔離です
隔離マスターの血が騒ぎます(が、実際の所テンションは落ちます)。
注意書きがあり、「飯は問答無用で3食出しますとか、外の食べ物はですとか、
ホテル内販売はすぐデリバリーはできず時間がかかります」とか書いてあるのよ。
ホスピタリティ0。
部屋にはティッシュペーパーは置いて無く1箱5元で買うのです
トイレットペーパーは5個置いてますが、追加は1巻5元です(高っ)。
そして気が付く・・・。そう、ここはホテルではない。隔離施設なのだ
サービス精神も、顧客満足も、リピート需要も無い。それが隔離施設
実際に調べてみると、フロントには電話番号がないです。
だって、ホテルじゃないんだもん
これでこそ隔離体験ができるってものよ。隔離マスターの血が騒ぎます
(が、実際の所テンションは落ちます)。
でも良かった点もありました!
空調がクソ強くて、換気能力がすごい。
エアコンで部屋がメッチャ寒くなる(たぶん18℃くらいまで下がるよ)
広州中心地のホテルより部屋が広め。机もデカい。
規則正しい食事で暴飲暴食にならない。果物が毎回出る。
買い食いも出来なくておやつも強制でガマン
そして皆さんが気になる食事!まさに「ザ、隔離メシ」です。
あ~コレ体験記で読んだ~みたいな経験ができちゃいます。
感想
最高に心がこもってない。
届いた時から袋の中でスープがこぼれてる的なお・も・て・な・し。
CR意識が高い。普段食わない部分を全力で集めてる感じ。
漬物(たくあん)がやたら多い。
手羽先~・・・・先っぽばっかりよう集めたなぁ(シェフの根気に感服)
ガチョウは頭・・・・皮と裏側は一応食べれます。
漬物(たくあん)と肉。
漬物(たくあん)とエビ。
おかずの1/3が漬物(たくあん)。
こんなんしょっぱ過ぎてこんなに食えるかー
中国の国内線に乗る方は分かると思いますが、機内食で出てくる小さいパックに入ってるあれです
カリカリしたアレです。
1/3が漬物って食えるかぁーって愚痴をホッパーズ内のゴ〇ポンに送ったら、
「え、これイマイチなんですか?普通にウマそうですけどっ、ウホ」と、
まんざらでもない感じの共感0のレスでした
(・・・キミ、隔離向きだね・・隔離マスターの座は君に譲ろう)
でも、ふと考えてみた。
こんな隔離でも楽しく過ごせてる・・・・そう・・・それは・・・
日々のホッパーズでの食トレのおかげだという事を
超腹パンパンの時に食う食トレ焼肉 < 腹ペコの時に食うマズ隔離メシ
この方程式は常に正解です隔離メシに軍配です。
ありがとうホッパーズ。ありがとうアミ師匠
そして声を大にして言いたい
「隔離メシは心配するな!食トレ焼肉(の後半)よりはうまいぞー!」
「なんで金払ってまで、そんな思いしてたんだ俺ー」と。
そしてある想いが込み上げてくる・・・・・だから俺は言ったんだよ・・
「どちらかと言えば、俺んちバルの”会長セット派”だ」って。
そんなこんなでトラブルもあり、結局14日で深センに戻れず21日間の隔離を終了しました。
トイレットペーパーも追加で買っちゃったぜ
そして今日は、隔離明けの久々の練習で、14人が集まりました。
キャップが言いました・・・
「隔離明けだし、練習後メシ行くぞー岡ちゃん何食いたい?」
頭で考える前に僕の口から反射的に出た言葉は
「鍋っーーー!!!(=食トレ焼肉意外の何か)」。「鍋が食いたいです、鍋が・・・」
おしまい
| 13:57
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